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台風が来た時の室外犬対策 | 2016/10/02 | わんちゃんも猫ちゃんと同様に室内飼いする家庭が増えましたね。「番犬」と言う言葉もあまり聞かなくなりました。大型犬などは、日中は庭に離して自由にさせて、夜はガレージや玄関に入れると言うこともあるようです。
市街地では、犬の吠える声や臭いが問題になりやすいため、徐々に室内飼いするようになっていきました。
地方へ行くと、まだ「犬は外!」と言う飼い方の家庭が多く、庭先に立派な犬小屋や可愛らしい小さな山小屋のようなお家を作ってもらっている子もいるようです。
そんな室外犬ですが、台風が来た時はみなさんどうしているのでしょうか。
普段は犬小屋を自分の城としてのんびりと過ごしている室外犬ですが、やはり外は危険がたくさんあります。 重厚な作りの犬小屋だとしても、地面に杭を打って建てたわけではないので、大型台風が来た時は「崩壊」や「移動」する危険性があります。また、家の床より地面に近いので、うかうかしていると「浸水」する可能性もあります。
木が倒れてきたり、大きなものが飛んで来て直撃することも考えられるので、安全で安心なはずの犬小屋に入れている事で、反対に逃げられずに危険にさらしてしまうかもしれません。
台風が来たら室外わんちゃんは玄関に入れてあげるのが安心!
いくら外で飼っているとしても、犬の身に危険が降りかかる恐れがある場合は、玄関に入れるようにしましょう。
わんちゃんんも小屋の中が不安で大雨や強風に打たれながら外で震えていることがあります。
大きな風の音や、雨粒が叩きつける音は耳の良い犬にしてみたら、大変な恐怖なのです。さらには、大きな雷鳴がとどろくと、思わぬ力を発揮して、逃げだしてしまうこともあります。
犬小屋を与えられている犬は、室内犬にはない「陣地を守る気持ち」が強くあるのです。自分だけの居場所なので、必死に守ろうとするため、こちらが離そうとしても嫌がって動かないことがあります。
また、玄関に入れてもクインクインと鳴き続けることもあり、飼い主は途方にくれてしまいますね。犬にしてみたら、安全なはずの玄関の方が不安で仕方ないのです。
一緒にいられる時間帯であれば、一番天気が荒れている一時の間、玄関に一緒にいてあげると大人しくしていられるかもしれません。
台風が通り過ぎるまでの1〜2時間は、腹をくくって飼い主も玄関で過ごすくらいの気持ちでいてあげましょう。犬と遊んであげるのも良いですし、近くにいるだけ安心するので携帯で遊んでいても良いのです。 そんなに嫌がるなら犬小屋に戻した方が良いかな・・・と思ってしまいますが、近年の台風は巨大化しているため、何が起こるかわかりません。やはり最悪の時間帯は避難させるしかないのです。
中に敷いてあるものの洗濯や、小屋の掃除は怠らないようにしましょう。木製の場合は、虫が喰っているいることがありますので台風などですっ飛んでしまうほど弱くなっている場合もあります。
また、地方の大きな敷地のお宅によくありますが、家と犬小屋が離れていることがありますね。いざという時のためにも家のすぐ近くにもわんちゃんが避難できる場所を作っておくと安心です。
※まとめ
台風が来たら、室外犬は玄関に入れてあげるようにしてあげましょう。「崩壊」「移動」「浸水」などの恐れがあります。嫌がる場合はせめて一番荒れている時間帯だけでも避難させてあげてください。
鳴いて嫌がる時は、台風が過ぎ去るまでの1〜2時間は、飼い主も玄関で一緒に過ごすくらいの気持ちでいてあげてください。飼い主は非難させているつもりでも、犬にとってはより一層不安になっていることもあるのです。
中型犬までの犬は、吹き飛ばされてしまうことがあるので嫌がっても早めに避難させるようにしたいですね。
大型犬で、中に入りたがらない場合は、台風の一番ひどい間だけ玄関に入れて我慢させるようにしましょう。日頃から小屋が壊れていないかなどの安全点検は怠らないようにしてあげてください。
地面に置いてあるだけの小屋は、突風で飛ばされたり、強風で移動してしまう事があるので要注意です。
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